産後ダイエット中の脂質はどう気を付けるべき?OKなものNGなもの
産後ダイエット中でも食事を全く摂らないのは返ってリバウンドの原因になります。
その食事の中で糖質を抑えると良いというのは良く効きますが、果たして脂質はどうなのでしょう…?
どんな脂質は摂っても良くて、どんな脂質は摂っちゃいけないの?
という疑問を解決します!
脂質は多くのものに含まれていますが、今回は食用油として使われるものを対象に解説していきたいと思います♪
脂質とは?
一般的に言われる脂質とは、主に「トランス脂肪酸」のことを言います。
これは糖質と同じく体を動かすためのエネルギ―となるものですが、決定的に違うのは「血糖値を上げずにエネルギーになる」ということ。
また、脂質は肌や髪を美しく保つために欠かせないもの!
他にも免疫力を高めたり、細胞膜やホルモン、血液の材料になるものなのです。
脳の働きをサポートするDHAも脂肪酸の一種!
脂質というと脂肪になるものというイメージなので避けようとしてしまいがちですが、種類と量によっては産後ダイエット中の私たちをサポートしてくれますよ♪
油を摂取するときの目安量は?
油を摂ると体に良いことがあるんだ!ということはわかりましたが、やはり高カロリーなものには変わりありません!
目安量をオーバーしたものは脂肪として蓄えられてしまいます!
例えばオリーブオイルですが、大さじ1杯が役110キロカロリー。
ご飯が茶碗1杯で235キロカロリーなので、大さじ2杯のオリーブオイルと同等のカロリーを摂ってしまうことになります!
あくまで調味料として少量使用しましょう。
健康効果のある油の種類
多くの油の中でも、様々な健康効果が見込めるものがあります。
料理の際は使用する種類を意識してみましょう。
・オリーブオイル…オレイン酸という脂肪酸を含む油で、血中のコレステロールを取り除いたり胃酸をコントロールしてくれます。
動脈硬化の予防にも◎
・アマニ油…血液をサラサラにするオメガ3が豊富で、花粉症などのアレルギー予防に効果的です。
・ココナッツオイル…なんと脂肪燃焼効果があります!エネルギーになりやすく、太りにくいと言われる中鎖脂肪酸が多いのが特徴。
・えごま油…アマニ油同様、オメガ3が豊富。これは熱に弱いので、加熱しない料理に使用しましょう。
避けたほうが良い油の種類
油の種類の中で、健康効果のあるものもあれば体にデメリットを与える油もあります。
これらは摂り過ぎないように注意してください。
・サラダ油…オメガ6と呼ばれる脂肪酸が含まれていて、アレルギーを悪化させる原因になります。
・マヨネーズ…こちらもサラダ油が原料なので、オメガ6の摂り過ぎに注意が必要です。
・マーガリン…トランス脂肪酸が多く、水素添加という安い油を原料としているので動脈硬化や心臓病の原因に繋がります。
この他にも、フライドポテトやクッキーのショートニングにもトランス脂肪酸が多く含まれているので注意が必要です。
糖質よりも脂質は摂ってもいいものということがわかりましたが、種類によっては健康を害する恐れがあります。
脂質と一口で言っても、どんな脂肪酸が多く含まれているものなのかを見極めて摂取しましょう。